歩行を補助してくれる介護用品 ピックアップ歩行器とは|介護職専門 お悩み解決コラム ケアジョブ
  1. »
  2. »

No.78 歩行を補助してくれる介護用品 ピックアップ歩行器とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

介護における歩行器とは、自身の足で歩く際の補助や訓練のために使用されます。病気や高齢などの理由で、体の機能が思うように動かないようになると、出来ないことが増え外にでることも憂鬱になって行動範囲が狭くなることがあります。それによって、気分が落ち込むことにも繋がるのです。今回は独歩自立を促してくれる歩行器について調べていきましょう。

どういう人が使うの?

足腰や股関節などに疼痛があったり、筋力の衰えや均衛な感覚の低下、麻痺などで歩くことが困難な障害がある方に適しています。さらに、下半身の筋力が衰え転倒しやすい高齢者など、自分で歩く動作が心配な方をサポートするのが福祉用具の歩行器です。

使用するメリット

短い距離間での移動、車椅子が入れないような狭い出入口を通る場合に、歩行器によって自力で歩けるといい場合があります。さらに、高齢者の下肢の筋力低下は歩行が不安定になる原因になります。動くのが面倒になって、ずっと座ったり寝たりしていては筋力が落ちてしまいます。それを防ぐためにも、リハビリのために使用することもあります。生活の質や改善、自尊心の維持や向上に繋がるため、独歩自立は大切なことなのです。

歩行器とは

杖は1本の細長い脚で上体をサポートしますが、不安定なところが難点です。それに対して、数本の脚で上体を支えバランスの取れた補助によって、足腰にくる重荷を取り除いてくれ転倒から守るのが歩行器です。

○歩行器の種類や特徴
【固定型】
ピックアップの歩行器は上体を囲むような作りのため、自身の足で安全に歩くことが出来ます。一歩前へ進むときに、歩行器全体を持ち上げます。そのため、上半身の筋力がある程度なければ使用することが出来ません。
【キャスター(タイヤ)型】
○4輪キャスター
脚にタイヤが付くことで行動が楽に出来ます。持ち上げる必要がない4輪タイプは、カートを押す感覚で使う人の歩行を支援します。少ない力で動作できるキャスタータイプの歩行器ですが、前に出しすぎて均衛を崩してしまうこともあるので注意が必要です。
○前輪キャスター
前だけにタイヤが付いているものがあります。後ろフレームを担いでタイヤを前に転がして進行するのが前輪タイプになります。後方の脚にストッパーになるようなゴムが付いており、前後の脚を変えることで安全な歩行が可能です。
【前腕支持型】
腕を支えるハンドルが胸くらいの高さまで上がります。そこに肘を置くことで手だけでなく腕全体で体を支えることができる歩行器です。足の負担が軽減されます。
■まとめ

歩行器を利用して歩くことは、自立歩行のための足の筋力やバランスを整えることにも繋がります。つまり、リハビリの効果も期待できるのです。身体の変化が日々あるため、それぞれの状態や体格にあった歩行器を選ぶのが望ましく、高さを調節できる機能があるものが良いでしょう。

カンタン!1分登録! 無料 転職サポートに登録する
Facebookでシェア 0 Twitterでシェア
お悩み解決コラムTOP

札幌市のオススメ介護職求人

正社員札幌東和病院
北海道 札幌東和病院
施設病院
患者さん本位の信念で、公正な医療と看護を提供いたします!
【募集職種:介護職・ヘルパー】
北海道札幌市東区北三十条東18-8-1
契約社員社会福祉法人ノテ福祉会 小規模多機能型居宅介護 ノテ青葉町
北海道 社会福祉法人ノテ福祉会 小規模多機能型居宅介護 ノテ青葉町
施設小規模多機能型施設
【厚別区】年間休日120日♪小規模多機能型居宅介護で介護補助職の募集!
【募集職種:介護職・ヘルパー】
北海道札幌市厚別区青葉町7丁目10-10
正社員社会福祉法人ノテ福祉会 看護小規模多機能型居宅介護 ノテ中の島
北海道 社会福祉法人ノテ福祉会 看護小規模多機能型居宅介護 ノテ中の島
施設小規模多機能型施設
【豊平区】看護小規模多機能型居宅介護事業所にて介護職員の募集です!
【募集職種:介護職・ヘルパー】
北海道札幌市豊平区中の島2条5丁目4-11

おすすめコラム

知っておきたい!介護士の労働時間
No.138 知っておきたい!介護士の労働時間

高齢化の進む現代の日本になくてはならない職業、介護士。全国の様々な施設で大勢の介護士が活躍しています。これから介護士を目指す方も、既に現役の介護士として働いている方も、今1度介護士の労働時間についておさらいしてみましょう。

続きを読む
要介護認定における介護の区分(等級)
No.20 要介護認定における介護の区分(等級)

介護保険における介護度の区分は「要支援1から要支援2」「要介護1から要介護5」と心身の状態に応じて7段階に分けられています。その7段階に区分される介護の等級はどのように決まるのか、その流れについて解説していきましょう。

続きを読む
介護士が知っておくべき法律とは
No.203 介護士が知っておくべき法律とは

介護士は高齢者や身体障害者などの支援を行う上で、法律の知識と遵守が不可欠です。法律は介護の質や安全を確保するための基盤となります。今回は、介護士が知っておくべき法律についてご紹介します。

続きを読む
介護士と保険の関係
No.139 介護士と保険の関係

介護職に限ったことではありませんが、保険に加入しておくと不慮の事故などが発生した時でも保険で補償されるので、安心して仕事に取り組むことが出来ます。今回は、介護士として加入しておくべき保険の種類について解説します。

続きを読む
介護施設での担当者会議はなぜ必要? 事例を通しての体験談
No.60 介護施設での担当者会議はなぜ必要? 事例を通しての体験談

担当者会議とは、一般的にはケアマネが中心となり、利用者やその家族・担当者に関わるサービス機関や専門職で、サービス利用者の課題について話し合われる会議を指しますが、介護現場での担当者会議は、どのような場合に行われるのか考察してみました。

続きを読む
介護現場での事故報告書の書き方
No.44 介護現場での事故報告書の書き方

介護事業所において、サービス提供中に事故が発生した場合、所在する市町村へ報告する義務があります。今回は、私が経験した事故事例も交えて、事故報告書の書き方について解説しましょう。

続きを読む
理想の職場を見つける
介護職求人・転職情報ケアジョブ】をご覧の方へ

ケアジョブは、あなたのご希望に合った求人が見つかるまで、担当のキャリアアドバイザーがしっかりと対応いた します。有給休暇取得率や残業、離職率など、なかなか聞きづらい情報も私たちケアジョブがヒアリングをもとに、 より詳細な情報をお届けすることに努めています。お仕事の紹介はもちろんのこと、ご入職後の疑問や不安も含め、 あなたの転職活動を全面的にバックアップいたします。

非公開求人もご紹介できます tel
  1. »
  2. »