介護の着脱意義について|介護職専門 お悩み解決コラム ケアジョブ

No.85 介護の着脱意義について

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人は衣服を身に着けることで暖かさや寒さから身体を守り、日々の生活を快適に過ごすことができます。また、朝はパジャマから普段着へ、夜はパジャマに着替えることによって毎日の日課を意識することができます。今回は、介護の着脱の意義について説明していきましょう。

着脱の意義について

介護をする上で、利用者に着替えをさせることは大切なことです。介護の着脱について説明する前に、着脱の意義について説明します。

  • 暖かさ・涼しさを適度に保つ
  • 外の刺激から身体や皮膚を労る
  • 身体を清潔にし、皮膚の生理機能を高める
  • 目的に応じた衣服を身に着けることで、活動や休息がしやすくなる
  • 清潔な衣服を身に着け、身だしなみを整えることで、安心感と自信へと繋がり社会生活や人間関係を円滑にする

このように5つの意義があります。ですが、高齢になり介護が必要となってくると外出も少なくなり、面倒くさくなって汚れても着替えないで過ごす人が出てきます。

さらに、高齢者で寝たきりの人などは、結構汗をかいているものです。こまめに着替えを行うことで清潔さを保ちます。 加えて衣服を毎日着替えることで、生活にメリハリがついて一定のリズムがついてきます。 着替えの動作を行うことで、身体機能の低下にも繋がります。

介護されるのは高齢者だけではない

高齢になってくると誰しもがいずれ介護される立場になってきますが、みんながみんな高齢者というわけではないですよね。例えば、片麻痺がある方、こういった方も着脱を手伝ってもらわないとできないことがあります。片麻痺の方の場合には着せる順番、脱がす順番があります。それは「脱健着患」と言います。

脱健着患って何?

脱健着患とは、片麻痺の方のための着脱の仕方です。どうしても動きが制限されるタイミングで、患者さんにできる限り負担をかけないためです。脱健着患のルールを守ることで、患者さんも安心して介護士に着脱を任せることができます。

■まとめ

利用者や患者さんの身体状態に応じて、着脱を行う際は転倒防止に気を付けましょう。自分で着脱が可能な方の場合は、多少時間がかかっても自分で着替えてもらうことで、身体機能低下の防止に繋がります。高齢になったり、病気になってしまって介護が必要となっても生活にメリハリをつけて、日々を快適に過ごすためにも必要なことなのです。

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