病棟看護師の特徴とは？

病棟看護師は、外来看護師や手術室(オペ室)看護師と比較して患者と接する時間が大幅にあります。
病棟には様々な種類がありますので種類に応じてケアの内容も異なり、患者の性格を理解することも求められます。
基本的には24時間365日交代勤務で看護を行います。

病棟看護師の仕事内容とは？

病棟に勤務する看護師の仕事は多岐にわたります。
例えば血圧、脈拍数、体温、呼吸などのバイタルサインの測定、採血、点滴、食事の介助、入浴介助、排泄介助、ナースコールの対応、カンファレンス等々、挙げれば切りがないほど入院患者の日常生活のケアや看護を行います。
勤務は一般的に2交替や3交替があり、2交替では日勤と夜勤に別れ、3交替では日勤、準夜勤、深夜勤に分かれます。
また、病棟には急性期病棟や慢性期病棟などの区分があり、急性期病棟では重症で緊急に治療が必要な患者を看護する為、仕事内容はよりハードになりますが、その分着実にスキルアップしていける環境なので非常にやりがいを感じられます。

慢性期病棟は急性期病棟とは対照的で病状が比較的安定している患者なので入院期間が長く、高齢者が多いのが特徴となります。
急性期病棟では患者の名前や性格を理解したとしても入れ替わりが激しく、また直ぐに新しい患者を看護する事になりますが、慢性期病棟では長期間の入院が多いのでより 親しく患者と接することができます。
このような違いを踏まえた上で自分の適性を理解しておくのも重要になります。

病棟看護師に求められるスキルとは？

基本的な知識・技能の他にチームワークとコミュニケーション能力が求めれます。
病棟看護師は交替勤務制の為、チームワークで仕事が成り立っています。
患者の情報をカンファレンスで共有し、入院患者の問題点や注意点を確認しなければなりません。
また、看護師同士だけではなく患者の入院生活が少しでも快適に過ごせるように意思の疎通を図り関係性を構築しなければなりません。
患者が回復に向かう様子を間近で見られ、感謝やお礼の言葉を頂いた時にはとてもやりがいを感じます。

病棟勤務は人気があり、応募が埋まってしまう可能性もあるので自分の希望に合った求人が見つかればまずは応募をしてみる事をオススメします。